交洋ファインケミカル

目次
交洋ファインケミカル公式HPキャプチャ
画像引用元:交洋ファインケミカル公式HP(https://www.koyo-fc.co.jp)

交洋ファインケミカルは高真空蒸留をコア技術に、幅広いニーズに応えている企業です。ここでは、交洋ファインケミカルの受託蒸留について、対応可能な蒸留技術や設備、品質管理への対応などについてご紹介します。受託蒸留企業をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。

交洋ファインケミカルの
対応可能な蒸留技術

交洋ファインケミカルの蒸留装置キャプチャ
画像引用元:交洋ファインケミカル公式HP(https://www.koyo-fc.co.jp/contract/equipment/equipment_2/)

3つの蒸留方法から
適切な方法を提案

交洋ファインケミカルでは主に、遠心式薄膜蒸留、精密蒸留、単蒸留の3つの蒸留方法に対応。対象となる化学物質の特徴やクライアントの目的に合わせて適切な蒸留方法を提案しています。

得意とするのが高真空(0.4Pa)から中真空(40Pa)域での蒸留精製です。電子材料分野、機能性材料分野、化粧品原料、医薬中間体などの蒸留実績があります。

交洋ファインケミカルは
ppbレベルの
金属管理にも注力!

交洋ファインケミカルは、高真空~中真空域での薄膜蒸留・精密蒸留・単蒸留を使い分け、熱に弱い素材や高融点物質の精製に強みを持つ企業です。ppbレベルの金属管理もでき、エポキシ樹脂やシリコーン、電子材料・電池材料・化粧品原料の蒸留を検討している企業に向いているでしょう。

本メディアは、受託蒸留を検討している企業に向けて蒸留精製が可能な会社を紹介しているサイトです。

微細な温度や圧力を管理して熱に敏感な素材の蒸留を得意とする会社や使用済み溶剤のリサイクルに強みを持つ会社、食品や化粧品原料に使われる油脂の蒸留に特化した会社など、蒸留したい素材から選べる3社を厳選。ぜひ蒸留をお願いしたい素材から適切な蒸留会社を選ぶ際の参考にしてください。

交洋ファインケミカルの
受託蒸留の事例

公式HPに事例はありませんでした。

業種別・溶剤別に
必要な蒸留精製がわかる!

業種や扱う溶剤によって蒸留の目的や対象となる素材が異なるため、適切な蒸留方法を選ぶことが精度や純度に大きく影響します。

自社設備での蒸留や受託を行っている中で、「とある物質がなかなか除去しきれない」「これ以上純度を上げられない」といった課題を抱えているなら、蒸留を専門に手がける受託蒸留会社への依頼がおすすめです。まずは、必要な業種や溶剤ごとに、必要な蒸留方法について詳しく見てみましょう。

交洋ファインケミカルの
特殊条件への対応

独自の工夫で多様なニーズに対応

薄膜蒸留では、遠心法によって薄膜を形成する遠心式薄膜蒸留を採用。エポキシ樹脂、シリコーン、電材向けモノマー、電池用化合物、化粧品原料などの蒸留に対応しています。

精密蒸留では、蒸留釜にリボイラーを介した循環ラインを設けたり、各配管を二重管構造にしたりするなど独自の工夫を実施。熱不安定物質の蒸留や高融点物質(融点100℃程度)の蒸留を行っています。短蒸留では、装置に回転式冷却機やウォールウェッター®を付設して、「蒸留+フレーク化」「反応+蒸留」などの工程を連続で行うことが可能です。

交洋ファインケミカルの
設備とキャパシティ

自社設計の設備で合成から
生産までお任せ

700L~900Lの遠心式薄膜蒸留設備や理論段数12段の精密蒸留設備をはじめ、単蒸留設備や反応缶など生産設備の多くを自社設計。小ロットから大ロットまで幅広いニーズに対応しています。

蒸留だけでなく、水蒸気脱臭、吸着脱色、反応など各種装置を組み合わせ、合成から生産まで一貫して対応している点が特徴です。

交洋ファインケミカルの
品質管理と法規制対応

ppbレベルの金属管理を実現

ガスクロマトグラフや液体クロマトグラフ、微量水分測定装置(グローブボックス完備)、菌検査室など各種分析機器を揃え、商品検査や工程検査、原料受入検査などを徹底。安定品質の製品を届けるため、総合的な管理を行っています。

特に重視しているのが、金属管理です。ppbレベルの微細な金属を取り除き、管理できる体制を整えています。

交洋ファインケミカルのまとめ

化粧品や半導体の原料を蒸留

化粧品分野と携帯電話や自動車に使われる半導体分野で原料の蒸留を行っている交洋ファインケミカル。品質管理に力を入れており、ppbレベルの金属除去・管理を徹底しています。受託企業をお探しの方はぜひチェックしてみてください。

交洋ファインケミカルの会社概要

会社名交洋ファインケミカル株式会社
所在地京都府京都市南区吉祥院石原上川原町37
電話番号075-681-0526
公式URLhttps://www.koyo-fc.co.jp/
【目的・特性別】
受託蒸留会社3選

蒸留対象となる材料の性質や求める純度・精度によって、必要な蒸留技術は異なります。そのため、原料の特性に合った設備やノウハウを持つ会社を選ぶことが、製品の品質・精度・純度の向上につながります
ここでは、蒸留の目的や素材に応じて選べる、おすすめの受託会社を3社ピックアップしました。

精密な温度管理
必要なら
中国精油
  • 熱分解しやすい機能性化学品も徹底した温度管理で蒸留精製できる薄膜蒸留設備が揃う
  • 半導体・電子材料分野の実績に加え、技術アドバイザーの知見で精製レベルの向上を図れる

中国精油が得意な蒸留精製

  • 熱に弱いフォトレジスト
  • 粘度のあるシリコーン
    など
使用済み溶剤を再生
するなら
新菱
  • 揮発性の高い溶剤や脱水が必要な有機溶剤を精密蒸留により再利用できる品質に精製可能
  • 使用済み溶剤を希望の純度に調整し、再利用することで廃棄コストと環境負荷の低減を両立

新菱が得意な蒸留精製

  • 揮発性の高い溶剤
  • 脱水が必要な有機溶剤
    など
脱酸・脱臭処理
必要なら
八代
  • 油脂の精製に特化。高真空環境での蒸留により、油脂の劣化を抑えながら精製できる
  • 脱臭・脱酸処理にも対応し、化粧品・食品向けの油脂の蒸留精製と品質向上にも貢献

八代が得意な蒸留精製

  • 酸化しやすい植物油脂
  • 脱臭処理が必要な油脂
    など
目的・特性別受託蒸留会社
3選