新菱

目次
新菱公式HPキャプチャ
画像引用元:新菱公式HP(https://www.shinryo-gr.com)

新菱は、環境配慮・高品質・コスト削減をモットーに事業を展開している化学工業メーカーです。三菱ケミカルグループの一員として、分析力と技術力を活かしたサービスを提供しています。ここでは、新菱の受託蒸留サービスについてご紹介します。

新菱の対応可能な蒸留技術

新菱の蒸留装置キャプチャ
画像引用元:新菱公式HP(https://www.shinryo-gr.com/jigyo/fine-cem/distillation)

純度向上やリサイクルに対応

新菱の受託蒸留は、「原料や製品の純度を上げたい」「主成分と副生成物を分離精製したい」「高沸点化合物の蒸留精製をしたい」「対象物と沸点の近い不純物を低減除去したい」「製品の着色や臭気、成分を取り除きたい」「輸入した原料の純度を上げて品質を確保したい」「使用済溶剤を再生リサイクル品として使用したい」といったニーズに応えています。

主な取扱品目は以下の通りです。

新菱は使用済み溶剤の高純度化で
環境負荷を低減できる!

新菱は、高沸点物の精製や不純物除去、使用済み溶剤のリサイクル蒸留に強みを持っています。使用済み溶剤や揮発性の高い溶剤の高純度化やコスト削減、環境対応を重視する企業におすすめです。少量試作から柔軟に対応できるので、まずはどの程度高純度化を図れるかの依頼がしやすいと言えるでしょう。

本メディアは、受託蒸留を検討している企業に向けて蒸留精製が可能な会社を紹介しているサイトです。

微細な温度や圧力を管理して熱に敏感な素材の蒸留を得意とする会社や使用済み溶剤のリサイクルに強みを持つ会社、食品や化粧品原料に使われる油脂の蒸留に特化した会社など、蒸留したい素材から選べる3社を厳選。ぜひ蒸留をお願いしたい素材から適切な蒸留会社を選ぶ際の参考にしてください。

新菱の受託蒸留の事例

公式HPに事例はありませんでした。

業種別・溶剤別に
必要な蒸留精製がわかる!

業種や扱う溶剤によって蒸留の目的や対象となる素材が異なるため、適切な蒸留方法を選ぶことが精度や純度に大きく影響します。

自社設備での蒸留や受託を行っている中で、「とある物質がなかなか除去しきれない」「これ以上純度を上げられない」といった課題を抱えているなら、蒸留を専門に手がける受託蒸留会社への依頼がおすすめです。まずは、必要な業種や溶剤ごとに、必要な蒸留方法について詳しく見てみましょう。

新菱の特殊条件への対応

求める純度レベルに合わせて
精製できる

特に強みを持っているのが、使用済み溶剤のリサイクルです。精密蒸留によって、揮発性の高い溶剤やアルコール類なども高純度に精製・再生することが可能。ニーズに合わせて純度レベルを調整できるので、そのまま再利用してコスト削減をしたり、環境負荷低減を実現したりすることができます。

新菱の設備とキャパシティ

少量試作から本格生産まで対応

新菱では、連続式蒸留装置6系列を10本、回分式蒸留装置2系列を2式保有しています。場内タンクや埠頭、ボイラー、冷水塔なども活用して幅広いニーズに応えています。

実験室レベルでの確認検討や少量試作品づくり、本格生産に向けたデータ取りなどにも計画立案から対応。試作品づくりは100Lから2000Lスケール、本格生産は300Lから12m3釡スケールで実施しています。処方の検討から試作、本格生産までスムーズに進められる点が特徴です。

新菱の品質管理と法規制対応

全ての工程で品質を追求

新菱では、品質マネジメントシステムISO9001環境マネジメントシステムISO14001を取得。商品開発から顧客対応までの全ての工程で明確なルールを制定し、品質の維持・向上に努めています。

参照元:新菱公式HP(https://www.shinryo-gr.com/csr/iso)

新菱のまとめ

品質重視で溶剤リサイクルを
したいなら新菱

化学製品や使用済溶剤の蒸留精製の受託事業を通じて、環境負荷低減に貢献している新菱。特に溶剤類のリサイクル・リユースに力を入れており、優れた技術で高純度の精製にも対応しています。

求める品質レベルに合わせた調整もしてくれるので、溶剤のリサイクルを検討している方は、ぜひ相談してみてはいかがでしょうか。

新菱の会社概要

会社名 株式会社新菱
所在地 福岡県北九州市八幡西区黒崎3-9-22 RISO黒崎駅前ビル
電話番号 093-643-2777(代表)
公式URL https://www.shinryo-gr.com/
【目的・特性別】
受託蒸留会社3選

蒸留対象となる材料の性質や求める純度・精度によって、必要な蒸留技術は異なります。そのため、原料の特性に合った設備やノウハウを持つ会社を選ぶことが、製品の品質・精度・純度の向上につながります
ここでは、蒸留の目的や素材に応じて選べる、おすすめの受託会社を3社ピックアップしました。

精密な温度管理
必要なら
中国精油
  • 熱分解しやすい機能性化学品も徹底した温度管理で蒸留精製できる薄膜蒸留設備が揃う
  • 半導体・電子材料分野の実績に加え、技術アドバイザーの知見で精製レベルの向上を図れる

中国精油が得意な蒸留精製

  • 熱に弱いフォトレジスト
  • 粘度のあるシリコーン
    など
使用済み溶剤を再生
するなら
新菱
  • 揮発性の高い溶剤や脱水が必要な有機溶剤を精密蒸留により再利用できる品質に精製可能
  • 使用済み溶剤を希望の純度に調整し、再利用することで廃棄コストと環境負荷の低減を両立

新菱が得意な蒸留精製

  • 揮発性の高い溶剤
  • 脱水が必要な有機溶剤
    など
脱酸・脱臭処理
必要なら
八代
  • 油脂の精製に特化。高真空環境での蒸留により、油脂の劣化を抑えながら精製できる
  • 脱臭・脱酸処理にも対応し、化粧品・食品向けの油脂の蒸留精製と品質向上にも貢献

八代が得意な蒸留精製

  • 酸化しやすい植物油脂
  • 脱臭処理が必要な油脂
    など
目的・特性別受託蒸留会社
3選