精工化学

目次
精工化学公式HPキャプチャ
画像引用元:精工化学公式HP(https://seiko-chem.co.jp/)

工業製品の開発製造・販売で実績がある精工化学。ここでは、精工化学の受託蒸留サービスをピックアップします。対応可能な蒸留技術や設備、品質管理への対応などについてご紹介するので、受託蒸留企業をお探しの方はぜひチェックしてみてください。

精工化学の対応可能な蒸留技術

精工化学の蒸留装置キャプチャ
画像引用元:精工化学公式HP(https://seiko-chem.co.jp/order/)

減圧下(10mmHg)、300℃までの
高温蒸留に対応

重合禁止剤やゴム用老化防止剤の製造・販売で実績豊富な精工化学。長年、ゴム製品や化学製品メーカーの課題解決をサポートしてきたノウハウを活かし、新規化合物の探求や既存化合物の新規用途開発などを行っています。

受託蒸留では、熱媒油を加熱媒体として使用し、減圧下(10mmHg)、300℃までの高温蒸留に対応。融点80℃程度の固体の蒸留を行っています。水添反応・アルキル化反応・クロル化反応・縮合反応などを利用した受託製造にも対応しているのが特徴です。

精工化学は固体化合物の
蒸留にも対応!

最大300℃・減圧下での高温蒸留や固体化合物の蒸留を得意とする精工化学。ゴム製品や化学品の添加剤など、熱に強い素材の精製をしたい企業におすすめです。500L~5,000Lの装置で、少量の試作から量産まで幅広く対応しています。

本メディアは、受託蒸留を検討している企業に向けて蒸留精製が可能な会社を紹介しているサイトです。

微細な温度や圧力を管理して熱に敏感な素材の蒸留を得意とする会社や使用済み溶剤のリサイクルに強みを持つ会社、食品や化粧品原料に使われる油脂の蒸留に特化した会社など、蒸留したい素材から選べる3社を厳選。ぜひ蒸留をお願いしたい素材から適切な蒸留会社を選ぶ際の参考にしてください。

精工化学の受託蒸留の事例

公式HPに事例はありませんでした。

業種別・溶剤別に
必要な蒸留精製がわかる!

業種や扱う溶剤によって蒸留の目的や対象となる素材が異なるため、適切な蒸留方法を選ぶことが精度や純度に大きく影響します。

自社設備での蒸留や受託を行っている中で、「とある物質がなかなか除去しきれない」「これ以上純度を上げられない」といった課題を抱えているなら、蒸留を専門に手がける受託蒸留会社への依頼がおすすめです。まずは、必要な業種や溶剤ごとに、必要な蒸留方法について詳しく見てみましょう。

精工化学の特殊条件への対応

コア技術を活かした
化学物質の開発もお任せ

一般的な有機合成反応全般や蒸留、乾燥、造粒などにも対応。コア技術であるハイドロキノンの誘導化技術を活かした化学物質の開発、開発品の類似化合物の提案なども行っています。

受託製造を依頼した場合は、問い合わせ・秘密保持契約を締結したのちラボ検討・ラボ試作を実施。ベンチプラント試作やコマーシャルプラント試作などを行った上で納品してくれます。

精工化学の設備とキャパシティ

500L~5,000Lまでニーズに
合わせて対応

500Lの回分式単蒸留装置や回分式精留装置、5,000Lの回分式単蒸留装置や回分式精留装置などを保有。ラボ試作、500Lスケールまでのベンチプラント試作、5,000Lまでのコマーシャルプラント試作に対応しています。

精工化学の品質管理と法規制対応

品質管理と環境への配慮を徹底

品質への要求がますます高まる中、ISO9001(品質)に基づく品質管理体制を構築・維持しています。さらに「整理・整頓・清掃・清潔・しつけ・整備」を徹底する「6S活動」も実施。品質管理部門・製造部門・技術部門が一丸となって生産性向上と安全・安定的な生産ができる体制づくりをしています。

また、ISO14001を取得するなど環境への配慮も徹底。法令遵守はもちろん、熱源に天然ガスを使用する・設備の照明にLEDを使用するなどCO2の排出量自体を減らす生産体制を構築しています。

参照元:精工化学公式HP(https://seiko-chem.co.jp/aboutus/business/)

精工化学のまとめ

高温蒸留と固体蒸留に対応

長年培った技術とノウハウを活かして、幅広いニーズに応えている精工化学。受託蒸留では、特に300℃までの高温蒸留や融点80℃程度の固体蒸留に対応しています。目的や数量、目指す品質などに合わせて適切な提案をしているので、受託先をお探しの方はぜひチェックしてみてください。

精工化学の会社概要

会社名 精工化学株式会社
所在地 東京都千代田区内神田2-3-6 楓ビル6F
電話番号 03-3254-2771(代表)
公式URL https://seiko-chem.co.jp/
【目的・特性別】
受託蒸留会社3選

蒸留対象となる材料の性質や求める純度・精度によって、必要な蒸留技術は異なります。そのため、原料の特性に合った設備やノウハウを持つ会社を選ぶことが、製品の品質・精度・純度の向上につながります
ここでは、蒸留の目的や素材に応じて選べる、おすすめの受託会社を3社ピックアップしました。

精密な温度管理
必要なら
中国精油
  • 熱分解しやすい機能性化学品も徹底した温度管理で蒸留精製できる薄膜蒸留設備が揃う
  • 半導体・電子材料分野の実績に加え、技術アドバイザーの知見で精製レベルの向上を図れる

中国精油が得意な蒸留精製

  • 熱に弱いフォトレジスト
  • 粘度のあるシリコーン
    など
使用済み溶剤を再生
するなら
新菱
  • 揮発性の高い溶剤や脱水が必要な有機溶剤を精密蒸留により再利用できる品質に精製可能
  • 使用済み溶剤を希望の純度に調整し、再利用することで廃棄コストと環境負荷の低減を両立

新菱が得意な蒸留精製

  • 揮発性の高い溶剤
  • 脱水が必要な有機溶剤
    など
脱酸・脱臭処理
必要なら
八代
  • 油脂の精製に特化。高真空環境での蒸留により、油脂の劣化を抑えながら精製できる
  • 脱臭・脱酸処理にも対応し、化粧品・食品向けの油脂の蒸留精製と品質向上にも貢献

八代が得意な蒸留精製

  • 酸化しやすい植物油脂
  • 脱臭処理が必要な油脂
    など
目的・特性別受託蒸留会社
3選